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【美容皮膚科医が解説】皮膚科と美容皮膚科の違いとは?|ニキビ改善は皮膚科と美容皮膚科どちらが良い?

内科診療

HPCでは総合内科も行っています。

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「ニキビを治したい場合は皮膚科と美容皮膚科のどちらに行けば良いの?」
「肌に関する悩みは改善するためにはどのような施術が最適なのか?」
このような悩みを抱えているのではないでしょうか?

皮膚科と美容皮膚科はどちらも皮膚に関する悩みを解決してくれる場所なので、どちらに行けば良いのかがわからず、迷ってしまうこともありますよね。

そこで今回は、皮膚科と美容皮膚科の違いを、治療の目的、治療方法、診療内容、適用できる保険などの視点から詳しく解説します。また、美容皮膚科がおすすめな方や美容皮膚科で受けられる施術についてもあわせて紹介します。

ぜひ最後までお読みいただき、皮膚科と美容皮膚科の違いを理解し、正しいクリニック選びの参考にしてください。

皮膚科と美容皮膚科の違いとは?

皮膚科と美容皮膚科には具体的にどのような違いがあるのでしょうか?まずは、その違いについて紹介します。皮膚科と美容皮膚科の違いは、主に次の4点が挙げられます。

  1. 治療の目的
  2. 治療方法の違い
  3. 診察内容の違い
  4. 適用できる保険の違い

1つずつ詳しく解説します。

①治療の目的

1つ目の違いは治療の目的です。
皮膚科での治療目的は「病気の治療・治癒」であり、美容皮膚科での治療目的は「美の追求」となっています。

皮膚科の治療目的

前述の通り、皮膚科での治療目的は「病気の治療・治癒」です。例えば、じんましんやニキビ、アトピー性皮膚炎などは、皮膚に関する病気の一種です。

皮膚科では病気の治療が目的なので、これらの症状を治したいと考えたときには皮膚科に行って治療をします。

美容皮膚科の治療目的

一方で、美容皮膚科での治療目的は「美の追求」です。例えば、同じニキビでもニキビ跡を消したり、ほうれい線やシワを消したりしたい場合は、それは治療とはいえず、美の追求に該当します

このように、皮膚の状態を改善することで、より美しくなりたいと考える場合には美容皮膚科に行きましょう。

②治療方法の違い

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2つ目の違いは治療方法です。
皮膚科では「医薬品による病気の治療」が行われるのに対し、美容皮膚科では「幅広い方法で悩みの解消を図る治療」が行われます。

皮膚科の治療方法

前述の通り、皮膚科の治療方法は「医薬品による病気の治療」です。

皮膚科では医薬品による治療が可能なため、効果の高い医薬品を使って、病気の治療を行います。皮膚科の治療はあくまでも「病気の治療」に重点を置いています。

美容皮膚科の治療方法

一方、美容皮膚科の治療方法は「幅広い方法で悩みの解消を図る治療」です。

病気を治すことが目的ではなく、美しくなることが目的です。そのため、サプリメントなどを使用し、幅広い治療方法で肌質の改善などを図ります。

③診療内容の違い

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3つ目の違いは診療内容です。
皮膚科では「皮膚疾患などの病気」を診療するのに対し、美容皮膚科では「幅広い皮膚に関する悩み」に対する診療をします。

皮膚科の診療内容

皮膚科の診療内容は皮膚疾患です。
治療目的とも関連しますが、皮膚科は病気を治すための診療科であるため、皮膚疾患などの病気が診療内容の対象となります。

例えば、アトピー性皮膚炎、じんましん、かぶれなどが診療内容になります。

美容皮膚科の診療内容

一方、美容皮膚科の診療内容は「幅広い皮膚に関する悩み」です。

美容皮膚科では病気の治療ではなく、美に関する皮膚の様々な悩みを解決するための治療が行われます。そのため、あらゆる皮膚に関する悩みが診療内容となります。

例えば、しみやニキビ、毛穴の開きなど、幅広い皮膚の悩みが診療内容になります。

④適用できる保険の違い

4つ目の違いは適用できる保険です。
皮膚科では保険が適用されるのに対し、美容皮膚科ではほとんど保険が適用されません。

皮膚科で適用できる保険

皮膚科では、皮膚に関する病気の治療が目的になるので、健康保険の適用がなされる場合がほとんどです。

健康保険とは、病気やケガなどをしてしまった場合、日常生活に支障が出ることがあれば、その治療に対して費用を補填する保険のことを指します。

ただ、健康保険の適用外でも治療の対象となっている場合もあるので、あらかじめ確認しておきましょう。

美容皮膚科で適用できる保険

一方で、美容皮膚科は病気の治療が目的ではなく、あくまで美容が目的のため、保険は適用外となります。ほとんどが自費治療になるので、その点は注意が必要です。

美容皮膚科はこんな人にオススメ!

美容目的で医療機関の受診を考えている場合、どの場合に美容皮膚科に行けば良いのかと迷われる方も多いかと思います。下記に当てはまる方は、美容皮膚科の受診がオススメです。

  • 自分の限界を超えない範囲でキレイになりたい
  • 美肌になりたい、肌質を改善したい
  • 繰り返すニキビをなんとかしたい

美容皮膚科は、自費でご自身の理想の美を追求し、手に入れたいという想いを叶えるための場所です。妥協せずにしっかり目的に合わせて選んでいきましょう。

皮膚科と美容皮膚科が併設しているクリニックも多い

ここまで、皮膚科と美容皮膚科の違いについて解説してきましたが、実は皮膚科と美容皮膚科が併設しているクリニックも多くあります。そのため、自分ではどちらの診療科に通うべきか決められない方は、皮膚科と美容皮膚科が併設されているクリニックを受診しましょう。

その際、皮膚科を受診し疾患の治療を受けた後で併設している美容皮膚科という順番で受診するのがおすすめです。ただし、美容皮膚科によって扱っている治療方法は異なるため、もし自分に合わないと思った場合は他のクリニックに行ってみるのが良いでしょう。

肌に悩んでいるならHPCひまわり美容クリニック

もし、お肌に関するお悩みを抱えているなら、当院にお問い合わせください。

当院では、お客様に寄り添った診療を重視しています。当然、無理に治療を押し付けることはありませんし、できる範囲の限界をお伝えした上での診療を行っています。

また、カウンセリングを受けていただく際には気軽に相談できる環境が大事になります。

そうした環境を整え、診療内容についてもきちんと理解していただけるようにわかりやすく、丁寧な説明を心がけています。

さらに、長年培ってきた経験やノウハウをもとに、お客様の希望に沿ってカスタマイズした治療も得意としています。ぜひ一度、ご相談に来ていただければ幸いです。

肌の悩みを解決できる施術の一例

ここでは、HPCひまわり美容クリニックで行っている、肌の悩みを解決できる代表的な4つの施術を紹介します。

  • ダーマペン
  • フォトフェイシャル
  • ピーリング
  • ボトックス注射・ヒアルロン酸注射

それぞれの施術を理解していきましょう。

ダーマペン

ダーマペン ニキビ痕や毛穴の改善に効果的

1つ目に挙げられるのは、ダーマペンです。

ダーマペンは、ペン型の電動ニードルでお肌に穴を開け、薬剤を浸透させていく治療方法です

HPCひまわり美容クリニックでは「ハイラアクティブ」「ヴェルヴェットスキン」「ウーバーピール」「McCoom」「ベビースキン」「ACRS」という6種類の薬剤を取り扱っており、ニキビ痕や毛穴の改善に効果があります。

フォトフェイシャル

M22/フォトフェイシャル バナー

2つ目に挙げられるのは、フォトフェイシャルです。

フォトフェイシャルは、IPL(Intense Pulsed Light)という肌にやさしい光をお顔全体に照射することで、シミ、くすみ、赤ら顔などの肌トラブルを改善する美肌治療です。

それだけでなく、真皮層にも働きかけることでコラーゲンを増生し、肌のキメや質感も整えられます。

外線領域の光も含まれているため、 繊維芽細胞が活性化され、 内側から美しい肌に。

複数回繰り返すことでより効果が実感できる治療法です。

ピーリング

マッサージピール/PRX-T33 バナー

3つ目に挙げられるのは、ピーリングです。

HPCひまわり美容クリニックでは、マッサージピールという肌の奥まで作用する、新しいタイプのピーリングを行っています。

PRX-T33という薬剤を使用し、マッサージしながら肌に塗布していきます。この薬剤を肌になじませ、洗い流すことで、線維芽細胞が活性化。コラーゲンを増やしていき、肌にハリを与え、たるみの改善につなげていきます。

ボトックス注射・ヒアルロン酸注射

ボトックス注入/アラガン社製 Botox VISTA バナー

4つ目に挙げられるのは、ボトックス注射・ヒアルロン酸注射です。

ボトックス注射は、表情じわの軽減や小顔効果などが期待できる治療方法で、ヒアルロン酸注射は、シワの溝の改善やお肌のボリュームアップなどが期待できる治療方法です。

HPCひまわり美容クリニックでは、日本で唯一厚生労働省から認められたボトックス向けの薬剤であるアラガン社の「ボトックスビスタ」、日本で初めて厚生労働省から認められたヒアルロン酸である「ジュビダームビスタ バイクロスシリーズ」を使用しています。

皮膚科・美容皮膚科に関するQ&A

皮膚科・美容皮膚科に関する、良くあるご質問を紹介します。

ニキビ改善は皮膚科と美容皮膚科のどちらが良いのか?

炎症が起こり悪化したニキビには「尋常性ざ瘡」という病名があります。

この場合、ニキビは病気になるため、行くのは皮膚科です。

ただし、ニキビは何度も繰り返し出来る可能性があるため、一時的な治療では足りないことが多くなっています。そこで、美容皮膚科で診療することで、炎症があるニキビだけでなく、ニキビの予防やニキビ跡の改善をすることも可能です。そのため、基本的には炎症がひどいニキビは皮膚科、軽い炎症やその後のケアを行いたい方は美容皮膚科を選ぶのがおすすめです。

シミ取りは皮膚科と美容皮膚科どっちが良いのでしょうか?

ニキビ改善と同じですが、皮膚科は病気を治療し、美容皮膚科は美容を追求する医療機関です。そのため、アザなどの治療をする際には皮膚科に行って治療することになります。

しかし、美容のためにシミ取りをしたいと考えた場合には美容皮膚科に行って治療することになります。

目的に合わせて診療機関を選ぶようにしましょう。

まとめ|皮膚科と美容皮膚科を上手に使い分けよう!

今回は、皮膚科と美容皮膚科の違いについて解説しました。

病気の治療が皮膚科で、美容目的の治療が美容皮膚科になります。当院では、ダーマペンやフォトフェイシャルなどの治療を、お客様のご要望に沿って組み合わせて行っています。美容に関する悩みを解決したい方は、ぜひ一度、当院にお問い合わせください。

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